-意思決定者のメンタル

今日、帰り際にちょっと一杯行きながらの話題。意思決定者、もしくはリーダーと言い換えてもいいけど、そんな立場のメンタルについて。常に思うのは意思決定する立場になるのは、基本線、すいません、ごめんなさいとでも言うような気持ちです。「判断ぬるくてゴメンナサイ」「決定遅くて申し訳ない」「ついめんどくさくて、ほっといてすまない」。「戦略に走って局地戦でボロ負けしてごめん」「目先の戦術的勝利は得るも、まったく戦略が見えなてねーな」。。。他者の行動を束ねてチームにしないといけないので、究極的には従ってもらわないといけないのですが、そんな行動を規定させるからにはそのリーダーシップには常に十字架がつきまとっているように思います。だって目の前の自分を信じてついてきてくれるその人を地獄に突き落としちゃうかもしれないしね。
一方で、まぁ空気とか状況とかこのメンツならおいらが決めなきゃいかんかなというように思っちゃうからこそそういう立場になっていて、ドリームというか、アイディアというか、状況をいつでも変えられるようなキレとスマートさをアピールする必要(傾向?)もあるように思う。「オレサイコー」ってなことを言っちゃったりして。「ほら、どうせオレの言う事が耳から離れないんだろ、ココロの内は分かってるんだwwww」と悪ノリ。
なんというかな、意思決定を続けることはアップダウン激しい躁鬱状態が素なのね。そりゃ灰汁も強くならぁね。BLOGを見てみたらいい。一緒に一度酒飲んでみたらいい。オレ天才!といいながらも返す刀でペコペコ言い訳ばっかりしてるヤツがいたら、それはリーダなのかもしれない。少なくとも吹けば飛ぶようでもSIerの社長ぐらいはやれるよ、たぶん。それ以上のスーパーな成功を伴うリーダーシップは不覚にもお目にかかれてなくて、たぶん今は何を言っても、語るに落ちる。アーメン。