-IPA千葉未踏成果報告会(3)

http://www.mitou-chiba.org/
9月7日(金)の朝から晩までやる千葉未踏成果報告会は成果報告会の名を借りた情報技術カンファレンスになってます。午後、Rubyに続いて登場は、ウェアラブルコンピューティング。14:30のスタートです。

  • 成果発表 「ウェアラブルコンピューティングのためのイベント駆動型ミドルウェア開発」
    • 寺田 努(大阪大学 サイバーメディアセンター講師)
    • 宮前 雅一(株式会社国際電気通信基礎技術研究所 研究員)
  • ビデオ講演 「ウェアラブルの実践と課題(仮題)」

センサやコンピュータを装着してコンピュータからさまざまな支援を受ける「ウェアラブルコンピューティング」は体験記録や能力拡張,便利な道案内や作業支援など多様な応用が期待されています.一方,複数のセンサや入出力デバイスの多様性はウェアラブルシステム開発の敷居を大きく上げてしまっています.そこで,初心者から熟練者までウェアラブルシステムを容易に開発できるミドルウェア+ツール群であるWearable-Toolkitを開発しました.
本発表では,開発システムに関する成果報告に加え,ウェアラブル実践者である神戸大学の塚本昌彦教授が,ウェアラブルコンピューティング技術の紹介および実践生活から得られたウェアラブルの可能性についてビデオ出演により解説します.

ウェアラブルコンピューターってなんだ?と普通は思うでしょう。読んで字のごとくで意味はわかっても、それが身近なものとは考えないかもしれません。未踏だからって未来のソフトウェアすぎるんじゃないかと思う人も中にはいるでしょう。しかし、それは間違いです。ウェアラブルコンピューティングは未来の仕組みながら、それは遠くはなく、近未来にすぐ実現しなければならない技術領域なのでした。実際C#で書いてるらしいし。千葉未踏では期間中何回か皆で集まって飲みながら打ち合わせる会合を開いていました。そこでぽろっと漏れ聞いた話では。。。開発者の寺田さんの打ち合わせ相手として、宇宙開発機関である某所にて宇宙服の国産を企図している人たちとか居るらしいのですよ(某所ってあまり伏字になってませんが)。宇宙服ですよ、宇宙服。何に使うかなんて説明いりませんね?http://www.mitou-chiba.org/ のトップページで頭に変なスコープつけてるのが彼ですが、ウェアラブル界の大御所はこんなもんじゃない。私は不勉強で知らなかったのですが(そんなんばっかですね、すいません)、ウチの理系出身の人たちは「ああ塚本先生」「へー塚本先生が見れるのですか」と盛り上がってました。塚本先生はあいにく定例教授会のために東京に来ていただくことはかないませんでしたが、そのスーパースターぶりは特別に収録いただいたビデオ講演にてご覧になっていただけます。参考までに以下のURL。同様サイトは山ほどあります。
http://www-nishio.ise.eng.osaka-u.ac.jp/~tuka/index-jp.html
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000643
。。。怪人ですね。最初ページの中段に、NPO法人「ウェアラブルコンピュータ研究開発機構(チームつかもと)」とあります。私はここに反応してしまいました。すごい!NPOなのに個人名が別称に入ってる。寺田さんはここの直系です。彼も怪人であることは疑いの余地がありません。案の定、「チームつかもと」の理事でした。
http://www.teamtsukamoto.sakura.ne.jp/about/team.html


すいません、ちょっと誇張してしまいましたが、このスーパープロジェクトの成果報告をぜひご覧になってください。次は私もようやく良く知る世界に戻ってまいりました。WEBブラウザ上でモデリングを行うアプリケーション開発プロジェクトについてご紹介いたします。
9月7日にはデカい裏番組があるのですが。。。結構この千葉未踏イベントはネタの濃さだけでなくバランスも備えていて、見聞を広めるという意味ではかなりいい線行ってるとおもうなぁ。ぜひ http://www.mitou-chiba.org/ から参加事前登録お願いいたします。