-JSR252とTapestry4 (2)

さて、体調悪くて早く帰って寝てましたが、目が覚めてしまいました。
JSF1.1の問題を解決したJSR252の描画方法のバージョン間の違いという話題、そしてJSF-RIとTapestryのデコードの方法の違いの話題と、これから論じる内容は2つの違う話題が入り混じっています。違う話題をごっちゃに話しているのは、描画とデコードの機能が密接な関係にあるためです。簡単にそれぞれまとめると「JSF-RIは初回描画時にコンポーネントを生成してsessionに保存し、次回リクエストで描画前にsessionから取得したコンポーネントに前回描画時以降の状態を復元」します。一方、「Tapestryは初回描画に伴い生成したコンポーネントはアプリケーション全体で共有されるプールに戻し、次のリクエストではプールから再取得したコンポーネントに2度描画するうちの1回目の描画で状態を復元」します。。。。わけわかりませんね。ちなみに「Strutsは初回描画時にActionFormを生成してsessionに保存し、次回リクエストでAction実行前にsessionから取得したActionFormに前回描画時以降の状態を復元」します。JSF-RIの説明の単語を置き換えただけですが、かといってJSF-RIとStrutsが同じ仕組みではなく、Strutsと比べるとJSF-RIとTapestryのほうが近い仕組みというのが、やっかいな話です。
というところで、引きもたせつつ、再度寝ます。鼻詰まりで苦しい。。。
追記
と、今思ったが、Mayaでせっかく作ったDecodeフェーズの仕組みを廃止したのは早まったかな。。。Tapestryに近いけどTapestryより合理的なミドルウェアを作りこめる土台になりえるかもしれなかった。SVNから戻しておこう。。。