-IStorage対応(1)

ぐはぁ!。。。Jarファイルの中のモノはJarFileEntryというinternalなオブジェクトになってます。これはIStorageインターフェイスを実装していて、EclipseAPI的にはIStorageを通じてアクセスすることになります。一方KijimunaはIFile中心に作っていて、パースするほかいろいろIFileを使ってます。パース関連で使っているAPIはほとんどIStorageからのものなのでそのへんIStorageに対応させるのは難しくないでしょう。
問題は、マーカーです。IFileとならんで重要インターフェイスに、IResourceというのがあります。これはまさにファイルシステム系の基盤インターフェイスなのですが、マーカーをつけたり消したりする機能はIResourceの機能です。困ったことにIStorageはこのIResource系ではないのです。IFileはIResourceを継承してます。なるほど、Jarの中はEclipse的にはファイルシステム系ではないし、Jarの中のものはエラーは無い世界であることが前提なのですね。ひもとくといちいち納得できます。よって、ダメなDiconファイルをJarの中に置いてあっても、普通にやる限りはエラー通知はできません。ということで、私の推奨S2開発手法ではJar中にDiconファイルを置かないことになりました(w。
0.6.10はけっこう影響範囲が広い修正を行います。デグレ御免でおねがいします。