-JUnitの本

JUnit Recipes」期待の一冊です。JUnitオライリーでもこれから出るみたいです。読めばがっかりかもしれないけど。
というのも、「JUnitによるテストファースト開発入門」を読了しましたが、私は内容の乏しい残念な本だとがっかりしたのです。もうね、これだけWEBで情報とれるんだから、「総論的な入門書」はいらんのです。あまつさえJUnitの本なのに、TestCaseについてはJUnitのサイトドキュメント読めって、なんじゃらほいです。いいわけ的に前書きで「そういう技術特化の本じゃない」っていうけど、Mavenのインストール本がその回答じゃないと思いました。まあ、自分を棚に上げるからいえる所業ですけど。。。
ほんとに書いてほしかったのは、JUnitを導入することによって、テストのしやすい設計やコードというのの存在が見えてくるところにあったと思います。ユニットテスト導入以前と以後で設計やコードがささいなことでもどう変ったかを自覚しない方はいないと思うのです。「ユニット」テストのユニットたる所以をどうとらえるか。ユニットの単位感覚であったり、隠蔽のさじ加減だったり。人によってはそのユニットが(ステップ数としても)とても大きかったり、小さかったりするわけです。オブジェクト指向的にできる限り隠蔽したときに、privateなメソッドって外部から叩けないから、ユニットテストできないのですよ。だからって単純にpublicにしますか、と。