-キエボ vs ミラン

昨晩はスカパー放映カードの中からキエボ vs ミランを見ました。キエボはスター選手なしの地方チーム、対してミランは各国の代表中心メンバーをそろえた世界トップクラスのスター軍団ですが、最後の最後までキエボがリードし続ける展開でした。二年ぐらいまえだったかセリエAに昇格した初年のキエボは徹底したオフサイドトラップを仕掛けるセリエAには珍しい守備戦術と、移籍しちゃっいました左マンフレディーニ(今はペルージャらしい)と、右ルシアーノのサイドからの崩しを徹底して、今はラツィオのコラーディ中心に誰かが決めるのを待つという清々しいチームで鮮烈な印象を与えてくれました。若干戦術変えつつも、その清々しさはいまも健在で、デル・ネリ監督はオシムの後にジェフの監督しないかなとも思いました。今期のキエボは中位に低迷ですけど。
結果はロスタイムにブザービーターのようなシェフチェンコのゴールで2-2の引き分けでした。キエボががんばりはしたがやはりミラン強い!とまるでミランが勝ったかのような雰囲気。裏番組のローマ vs ボローニャは優勝争いで追うローマが1-2で負けた上に、その後の再放送で前半ちょっと見ると幻のローマダービー前半のチームメカニズムがなくなって、相変わらずの力押しが戻ってましたから、今期はいよいよミランで決まったかなと思わされました。ユベントスは危なげなく勝ったので、ローマと入れ替わって2位。とはいえ勝ち点9差。。。
ボローニャラツィオとローマ連続で食ったのは驚きました。あとは30節のインテルぐらいしか上位を残して無いから残留できそうですね。きっと中田選手も完全移籍でしょう。