-Mac向け宛名印刷ソフトウェアについて

年末の超めんどくさい儀式の一つとして年賀状印刷とういものがあります。絵柄は妻が書店で購入してくる素材集から拾えばいいし、家族写真もiPhotoに入ってる中から選べばいいので、問題ないです。ちなみに、独身時代の昔は年賀状に写真なんてありえないと思ってたけど、昨年にマヤ&コトナ(ウチの子供。ちなみにテンプレートエンジン「Mayaa」の命名はこの長女の名前がきっかけ)の写真じゃないとガッカリだ、ぐらいのことを言われました。状況とともにコンテンツは変わります。。。脱線しました。とにかくめんどくさいのは、宛名印刷です。私は字が汚いので、とにかく字を書きたくありません。普段はクレジットカードのサインぐらいしかしません。さすがに年賀状で全部印刷だと冷たい印象なので、一言コメントぐらいを手書きにはしますが、だからこそ宛先住所氏名は印刷にしたい。毎年のことですが、Mac向け宛名印刷のフリーウェアを探すことになります。毎年なのは一年に一度しかつかわないし、Mac向けなのは家にはMacしかないから。
さて、Mac向けの宛名印刷ソフトかつ手頃なのがなかなか無いのですね。Windows向けだと結構いろいろありますけれどもMac向けだと少ない。さらには秋に更新されたSnow Leopard向けのバージョンが無い。このへん理由は明白。

  • そもそもMacユーザー数がWindowsユーザー数に比して少ない。プラットフォームシェア、対Windows比で1/9という。
  • Mac向け開発ができる人が少ない。まちがいなくユーザー数に対する開発者人口の比は、Windowsの値とMacの値で相当違うはず。Windowsネイティブの開発は仕事であっても、Macネイティブの仕事は少ない。iPhoneの開発でCocoa+ObjectiveCが書けるようになる場合があっても、そうそう大量にはいない
  • 日本語によるハガキ宛名印刷は、日本でしか需要が無い。世界向けのサービスじゃないんだよねえ。
  • 急速な年賀状ばなれが進行している。周囲の会社でも出さないところが増えている。また、メールや電子カードですませちゃう傾向も。

プロプラのソフトを見ても、Mac版はいかんともしがたい作りの様子。。。ここはいっちょ、Google Apps連絡先+GAE/GWTハガキ組版+ネイティブ印刷ユーティリティを作るしか!と言っても次の盛り上がりは喉元すぎてしばらくたった1年後。そんな仕事の引き合いも今年の夏にあったんだけどなー。条件あわなくてスルーしちゃってたよ。。。ということで「葉書AB」というよくできたソフトウェアがSnowLeopard未対応ながらだましだまし動くので、黙ってこなします。未対応の不具合なのか、そうでなく私の操作が未熟なのか不明ですが、差出人の印刷ができていない。来年の今頃もおんなじこと言ってるとおもふ。