-Apache創成期

http://www.thinkit.co.jp/free/news/2005/11/24/1.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051124/225149/
今日は、OSCJ.netのカンファレンスがあって、Apache創成記の8人の一人である、ブライアン-ベーレンドルフ氏のゲスト講演を聞きました。。。すごいねApache。コミッタ1,100人以上いるというぐらいデカくなり、なっても運営できているのには背後に思想があって、その思想がすごいと思いました。。。。彼には前にも会って話したことはあったのですが、なんか違う話題だったんだよな。彼はOSSの成功原則として、

  • いばらない
  • 意思決定の透明性
  • コミュニティを意識する

と言ってましたが、とにかく強調していたのは透明性。Apacheはこれに公平性というのがあるけど、Linuxには悪い意味でなく公平性は無い。しかしLinuxにも透明性がしっかりある、と。Seasarには透明性の点で努力が必要かなと思いました。他の点では結構成功モデルに近づいていると思うのですけどね。
コミュニティ意識の点では、ブライアンさんはMozillaの現役ボードメンバーですが、こっちもまたデカいわけです。ApacheMozillaも起源を探るとNCSAに遠因を発するスーパーコミュニティですが(そっか、だから人間がかぶってるわけですね)、ユーザー層が違うからとにかく力の入れ方が違う(らしい)。
そんな中、トリで好き勝手に放談してきてしまいました。