-road to 0.6.18 from 0.6.11

先のSourceForgeリリースは、0.6.11です。ドッグフード進行で0.6.17まで進捗してきましたが、そろそろメンテナンスリリースしたいと思います。現在の0.6.17までの累積の新規および修正項目と0.6.18までの修正および機能の予定を過去の私のBLOGより抽出してまとめてみました。予告して漏れているものがあるかもしれません。その際はご指摘ください。0.6.11よりすでに3週間が経ち、私の短期記憶はすでに刷新されてしまってます。
。。。まとめてみると、結構項目ありますね。まるっきり別モノまでいかないにしても、激しくリファクタリングもしているし、かなり違うと思ふ。

  • [新規] KijimunaをプラグインUpdateサイトで更新できるようにしました。
  • [新規] 2.1dtd下でcomponentのinstanceを「request」もしくは「session」とした際に、HttpServletRequest・HttpServletResponse・HttpSessionがコンポーネントに自動インジェクション判定を行う場合を抑制しています。
  • [新規] コンテナのマジックコンポーネントにHTTPリクエスト・HTTPレスポンス・セッションを追加した。Seasar2.1への対応です。
  • [新規] 新しいSeasar2.1のDTDにパーサー対応しました。
  • [新規] コード補完機能とタグの色づけ機能をもつDiconXMLエディタを搭載しました。補完を行う内容は、以下のとおりです。
    • XmlDeclの補完
    • DocDeclの補完
    • DTDに従ったエレメント名の補完
    • DTDに従った属性名の補完
    • DTDに従った属性値の補完
    • componentエレメントのclass属性の補完
    • propertyエレメントのname属性の補完
    • initMethodエレメントのname属性の補完
    • destroyMethodエレメントのname属性の補完
    • aspectエレメントのpointcut属性の補完
    • includeエレメントのpath属性の補完
  • [新規] Outlineにmetaノードを表示するようにしました。
  • [新規] Outlineにdescriptionノードを表示するようにしました。
  • [新規] 新規Diconファイル作成ウィザードにて、2.1/2.0を選択するようにしました。
  • [新規] Outlineのアイコンを状態に応じて小さなおまけ(Eclipse用語ではdecoratorという)を上に描画する仕組みにしました。
  • [新規] Outline上のコンポーネントキーの子ノードとして、インターフェイスノード、孫でそのインターフェイスのメソッドを表示するようになりました。
  • [新規] Outline上のアスペクト表示について、pointcutの設定が省略されて実装インターフェイス全部のメソッドが適用される場合、その実装インターフェイスをノード表示するようになりました。
  • [修正] A include B include A という関係をDiconツリーの中でつくると、スタックオーバーフローが発生する不具合を修正しました。
  • [修正] org.eclipse.swt.SWTError: No more handles というエラーがOutlineアイコンのイメージリソース管理の問題から発生し、Eclipseを落とすこともある問題を修正しました。
  • [修正] アスペクトの設定で、pointcut=".*"としたときにコンストラクターまで適用メソッドの一覧に加わっている問題を修正しました。
  • [変更] XMLのencodingで「MS932」表示を「Shift_JIS」にします。
  • [変更] 新規作成ウィザードのデフォルトエンコーディングをUTF-8にしました。
  • [予定] コンポーネントキーのうちTooManyなものの表示/非表示トグルスイッチ
  • [予定] アスペクト適用メソッドのうちfinalもしくはstaticなものの表示/非表示トグルスイッチ
  • [制限] XmlDeclのencoding属性を直接変更すると保存できません。ダイアログ通知します。
  • [制限] Updateサイトからインストールする際に、旧バージョンのJarファイルを削除できません。
  • [制限] Jarのルートに置いたDiconをPackageExplorerから開いたときにOutlineが出ない
  • [制限] Jar中のDiconファイルを選択したときに、プロジェクトが変ってもDiconTreeが追随しない

新しいインストール手順は、以下のとおりです。

  • ダウンロードしたZIPファイルをEclipse「以外の」場所に解凍します。
  • 0.6.11以前のバージョンのKijimunaが動作している場合は、Kijimunaを手動削除し、再起動します。
  • Eclipse3.0のメニューより、[Help]-[Software Updates]-[Find and Install...]を選びます。
  • [Install/Update]ダイアログがでるので、[Search for new features to install]を選択して、[Next]ボタンクリック
  • [New Local Site...]ボタンをクリック
  • [フォルダの参照]ダイアログが出るので、先ほどZIPファイルを解凍したフォルダを選択して、[OK]
  • [Sites to include in Search]ツリービューに、入力名のノードが現れるので、ノードを開くと、[Kijimuna unstable versions]が現れますので、チェックして[Next]ボタンクリック
  • あとは指示どおりNext-Next-Finishで、インストールが始まります
  • プラグインフィーチャーが署名されていない旨の表示がでますが、[ok]をクリックしてください。
  • インストール完了後、再起動を求められるので、再起動してください。

9/27のBLOGでは、0.6.x 既存機能熟成、0.7.x 新規作成ウィザード + サーチ + ヘルプ 、1.0.x GEF利用機能 + S2Dao対応 + S2JSF対応?で、0.7が年内としてますね。このへんはちょっと流動的に、サーチとリファクタリング追随を含めて、からさわぎを迎えられると最高なぐらいで。ヘルプと英語リソースは、すまないが今のところ気持ちが乗らない。