-WEB-DAVの効果

http://vision.featia.net/diary/20050513.html
に書いてもらってますが、Seasar.orgのサーバはコミッタが更新しやすいことを第一に構築してます(私は注文してるだけですが。。。)。LDAPで管理されたID-パスワードにて、SSLなWEB-DAV経由でSubversionリポジトリにファイルをコミットすると、SubversionのフックスクリプトでワーキングコピーがApacheの公開フォルダに配置・更新される仕組みになってます。このことによって、WindowsならファイルのエクスプローラーにアドインされるTurtoiseSVNにより、コミッタの自デスクトップで作業結果の該当ファイルにおいて、右クリック-「commit」だけというように、手数かけることなくサーバに反映できるようになります(まだ以下のURLにはDNSを張ってません)。
https://www.seasar.org/svn/s2dao/www/index.html
をコミッタが書き込むと、
http://s2dao.seasar.org/index.html
が書き換わります。Javaのソースも一緒で、EclipseならSubclipseをインストールして、リポジトリのURLを指定するだけです。あとはコミッタならIDとパスワード設定で書き込みできるようになります。コミッタじゃない方も、同じ(だよね?)URL指定で読み込みだけは出来ます。
ここまで説明したのはサービスの根幹であって、まだ枝葉はまったくありません。コミッタがコンテンツを作りやすいよう支援するCMS的機能や掲示板やバグトラッキングもない。ファイルの配置手順を楽なようにしたのと、書き込み権限を柔軟に付与できるようにしただけです。まずこの機能でサービススタートした後、SeasarプロダクトによってSeasar.orgを作りこんでいく計画です。ID-パスワード-ロール-権限といったところはLDAPの一元管理なので、Javaやその他言語からJNDIなどの標準的なAPIでアクセスできます。SVNシェルスクリプトのほかC/C++APIとその言語バインディングJavaPythonPerl)で操作できますので、かなり高度なことができるでしょう。