-温泉につかって、甘ちゃんを恥じる

最近、とても困難な技術的課題に直面している。技術的といってもプログラミング的であったり設計的であったりするソレではなく、プログラミング的であったり設計的であったりするソレの結果を貨幣価値として測定予測する技術だ。世に「予算策定」そして「予実管理」とか言われるモノである。ご存知のように受託開発はよほど何か特徴的でうまい仕組みでも持ってなければ、受注は安定せず、案件は期間も要員数も必要となるプログラミング的であったり設計的であったりするソレもバラバラで、年度が始まる前に向こう12ヶ月の月次毎の詳細な受注と売上とさらには粗利や期首/期末の仕掛を読むなんてまったくもってどうにもならない次第と言えよう。
私もご他聞にもれず、予算がぜんぜんあたらない。厳しい言い方をすると、甘ちゃんだからねw。アルファーブロガーあたりにそのへんの御享受をいただきたいものだ(冗談とか揶揄ではなく)。特に本業はITコンサルだとかアーキテクトとかいってる方々。挑発的な言い方をしちゃうけど、業界構造を斬る心意気の前に、労使の「使」のほうのことを知らなすぎるんじゃないかなあ。ほら「己の敵を知れば」って言うじゃない?自分が雇用側でなくとも様々勉強したり、関わる事はできると思うよ。
この読みの精度が受託開発事業ではあげられないから、たとえ内部留保があったとしてもギリギリまで攻めた配分ができないんだと思うんだけど、どうかな?まして給与って上げるのは支払い側も気分いいけど、下げる時の心苦しさたるや半端じゃないからねえ。まあ、まだまだ甘ちゃんだってことですね。ついて来てくれる皆に心から詫びる。