-繰り返し金言

今日は不思議な日でした。一日に三度、同じ金言でブレストをしたのです。別に三回とも私がはじめに言ったわけではありません。
Standing on the shoulders of giants.
ロックバンドOASISのアルバムタイトルにもなった言葉ですが、先人の偉業に重ねて自らの道を切り開きなさい、という意味です。また、この言葉を世に残したニュートンは、自分の業績を振り返った際、その科学への大いなる貢献ですらも謙遜の態度をもって、歴史の積み重ねを考察したということでした。ソフトウェア一般でもOSSも同じです。毎度毎度にゼロスタートで行くもいいですが、先人の知恵を探したっていい。一方でその先人の知恵に思慕と感謝の念を持つべきなのです。すでに確立した領域にあえて歩みだすのは大抵の場合下策です(一方でそういうチャレンジがあってもいいのですが、確信犯としてやらなけば)。また誰かの成果をパクってるのに盗作ばっくれて適当なことを言ってるほどの滑稽さはありません。今日はなぜかそういうテーマな日でした。
この言葉は私の好きな言葉の一つですが、もう一つはThe Ashikunep Kotanのロゴにも入れました。Practice makes perfect.これもまたソフトウェア一般にもOSS総論にも通用する含蓄深い言葉だと思っています。GiantでPracticeです。組み合わせてさらに姿勢が明らかになる。
次は、気が乗れば枕草子をひもといてみましょうか。たとえば「すさまじきもの」。現代語で、興ざめなこと、という意味です。こちらはあまり好きじゃないですが、パラグラフは含蓄があると思います。人(草紙ではたしか妻だったか)との別れの旅立ち、玄関を出たら決して振り返ってはいけない、という怪談wもあります。最後は脱線でした。