-ディフェンスの重要性について

ディフェンスというのは大変重要なことです。前のエントリで書いたように、国防も大事ですが、会社でも家庭でもありとあらゆるところでディフェンスというのはオフェンス以上に重要なのではないかと私は思います。野球ではピッチャーが大事です。ピッチャーがダメだといつまでたっても試合が終わりません。サッカーはセンターバックとキーパーが大事です。ここが弱いと中盤がずるずる下がってきて、前線にボールが運べません。
私はNFLではシカゴベアーズが好きです。近年強くなってきて先だってはスーパーにも出場してしまいましたが、こちらもディフェンスのチームです。オフェンスはおまけで、点はスペシャルチームが取ります。20年ぐらい前はさらにひどくて、ディフェンスのファンブルリカバーとインターセプトからのリターンタッチダウンでスーパーを勝ったこともありました。はじめてセフティが2点だと知ったのもこの時です。
さて、システム開発において、やはり大事なのはディフェンスだと言いたい。少数精鋭でちょろちょろやっても、多数量産の場面でたらたら血を流していたらどうにもならん。言語やフレームワークで生産性倍!とかなってコツコツ売り上げても、横で100人単位でデスマに従事して、月に何億もドブに捨ててたらただでさえ儲からないSIなのにどうにもなりませんね。
そこで、Irenkaです。IrenkaはこれまでのSeasarファウンデーションがかもしだしてきたオフェンス志向で明るくさわやかな路線とはまったく異なり、地味で泥臭いディフェンスの鬼として期待されています。ディフェンシブなIrenkaの詳しいことは、ちょうど今、洗濯ができたみたいなので、干してからまだ書く気が残っていたら書きます。ディフェンスが重要ということはこれからも繰り返し主張していこうと思います。これまで私もみんなも、脇が甘過ぎでした。