-野心と政治力

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070803/279069/?L=top1
0.8のタイミングでtugboat.GTDが取り上げられていたので記事署名みたらノブヨリさんだったw。ありがとうございます。ソフトウェアとしての狙いや出来ることなどは記事を読んでくれればいいし、サイトドキュメントを読んだり、実際に手元で動かしてみれば分かると思う。もしGTDって何?であればWEB検索すれば山ほどの情報が出てくるので、(雑音も多いけど)さっと流し読んで自分なりに解釈すればおそらく勘違いも無いと思う。GTDってその具体的手順については特に難しいことも無いから。具体的手段はとりあえずtugboatでいいじゃんね。
私はこのtugboat.GTDについてソフトウェア機能がどうこうでなく、まるきり違う角度で期待していることがあります。tugboatが属するSeasarプロジェクト-Sandboxの他の大半とも違って、異なる背景や目標といった要素を多く持ってるように思われるということです。ターゲットユーザー、名前のつけかた、フルタイムな開発者がいる、専属のアートワークを行う人がいる、すぐ試せるデモサイトがある、スポンサーをつれてきている。これらのプロジェクトを取り巻く要素の違いは実は根はひとつ(もしくはふたつ)であるということだと私は思っていて、今後それがどう化けるかが楽しみです。リーダーの原さんとお話してもそのへんつかみどころないし、たぶん自身ではそう思ってないかもしれないし、いや、もしかしたら私が見当違いなこと言ってるかもしれないけどね。技術者としての隠されない野心と、その実現手段としての政治力かな。
新しく立ち上がったOSS開発プロジェクトが、この後成功するかどうかも、そもそも何が成功かというのもわからないけど、プロジェクトの成功しそうな匂いというのは感じられるように思います。逆に同じ観点から成功しなさそうな匂いというのも。やはり裏づけあるチャレンジが不断にされてないとね。。。それをBuzではw、リーダーの野心と政治力と言ってもいいように思います。