-XFire

たまには技術な話も書かないと、肉ばっかり食ってるように思われちゃうので。私も霞を食ってるのだよ、ほほほ。
http://www.oreillynet.com/onjava/blog/2007/07/apache_cxf_interview_with_dan.html
OnJavaでXFireについて開発者インタビュー記事が。インタビューとは直接関係ないですが、使い手として重要なのはXFireがAxis2の対抗実装であることと同時に、択一排他でどっちが良いとかいう単純な話ではなく、ユースケースによって使い分けなければならない性格のミドルウェアであるということだと考えています(ほら、霞食ってるっぽいでしょw?)。
Java製SOAPミドルとして両者ともにサーバサイドのJavaオブジェクトをSOAPエンベロープXML)にエンコードしてくれるわけですが、その際のパフォーマンスもってく性格が違う。たぶんAxis2は省データ頻繁アクセスを実現する純粋に(?)RCP環境を実現する性格で、一方XFireは大量データ寡アクセスとでも言うような、サーバにデータクエリーを仕掛けるような環境でスループットが特に良いような感じ。我々が直面したのはデカイクエリを.NETのクライアントに送り込むJavaサーバのパフォーマンス問題だったのですが、この場合、特に消費されるリソースはCPUパワーでした。結果、Axis2をやめてXFireを採用しました。さらにXFireを使う際も気をつけるべきところはあって、ユーザーオブジェクトの配置如何ではSOAPエンベロープ中に大量に名前空間記述子が出て、ネットワーク通信量の圧迫が発生することがあります。。。って以上、案件のパフォーマンスチューニング担当者だったid:dkameyaの受け売りでした。てへ。Axis2のパフォーマンスで困ることがあったら、彼がXFireのS2対応モジュールを持ってるから連絡してやってください。コンサルさせますんで。