-ThreadLocal再考察(2)

Non-Blockingとの相性問題(結果、濡れ衣でした)とは別に、今、MayaaのチューニングのほうでThreadLocalが対応候補にあがってきています。どうもThreadLocalの取り扱いは結構時間コストの係る処理であるのではないかと考えるようになってきました。ThreadLocalはThreadオブジェクトのメンバーにMapがあり、そこを永続化領域としているため、Mayaaをプロファイリングするとそのへんの取り回しがいくらかコールスタック的に嵩んでいるようなのです。単なるメンバーアクセスと異なりコレクションの処理が入るために、普通のアプリケーションやフレームワークでは問題とならないでしょうが(もっと他にやるところいっぱいあるでしょうが)、チューニングを続けていくとなんとかしたい箇所となってきます。