-リーダー交代

Mayaaプロジェクトにおいて、リーダーをsugaさんに交代することを申請しました。ここしばらく実質的にも開発の主力になってもらっていましたし、ML対応全てを担当してもらってましたし、なによりリーダー権の最たるリリースの一切をまかせてましたので、名を実にあわせた感じです。私はコミッタとして残りますが近日はもっぱらファウンデーションのほうに注力することにします。ほか、katochinさん、sasakichiさんの2名コミッタ追加申請しました。両名は企業内(グルージェント内)でMayaaに関わっていて最新の1.1.0-beta6での高負荷・高スループット対応のチューニングをおこなっていたり、今後のJSP2.0対応(DynamicAttribute対応等)などを担当しています。企業内での指揮命令系統とOSSのそれが混同することは本意ではありませんが、実際にOSS部分についても開発貢献してますのでこちらも名を実にあわせています。また、Mayaaの事例紹介やML・ドキュメント等の充実をおこなう中で新リーダーから要請あればさらに企業内開発者・担当者をリスト追加していくことも考えます。
1.1.0-beta6は受託した企業ポータル開発案件にて厳しい要求性能水準をクリアするために半年近い時間をかけて専任の熟練工(?)に担当させた成果の投入バージョンになりました。はじめはOSSレポジトリからフォークして社内開発してたためにマージのやりかたや範囲を検討していたはずなのですが、最後は面倒になっちゃったんですね。Mayaaエンジン関係部分はそのままそっくり出しちゃってました。さらに性能を求める超高負荷・超高スループット対応は、コンパイル時ソリューションとして、今、取り組んでいる一連の成果が出た後にMayaaそのもののコンパイラ化およびIDEへのプラグイン化をおこなっていくんじゃないかなと思います。しかし要素技術が現在進行形でR&D中なのでしばらくは小規模の機能要望へ対応開発多数をおこなっていくことになるでしょう。そのへんも新リーダsugaさんに引き継いでもらったところです。