-日経ソフトウェア9月号

下のエントリと同じく、babieさんのコメントやり取りでご指摘が重ねてありましたが、

利益を享受する人の数の多寡はオープンソースの良さと関係がないと思います。そもそもオープンソースが開発者以外にリーチする必要が感じられません。

ここだけ引用しても大丈夫かな?もちろん論に前提があっていただいたコメントですが、ここに意見を述べさせていただくと、私はそうは思ってないんです。利益享受者が少ないのはオープンソースが、悪くは無いにしても、良いとは言えないと考えます。じゃあこの多い、少ないというのはどのぐらいの規模の話?ということが別の議論としてありますけどね、私は規模感覚を各々の語彙の感触にまかせっぱなしにしたとしても、多いほうがいいと断じます。NPO法人作ったのも、事はSeasarに限りますが、利益享受者を最大にするためのワンステップとして取り組みました。
ちょうど、今日、見本誌をいただきました。日経ソフトウェア9月号のP.58でインタビューを取り上げていただいています(同じ号で羽生さんもインタビュー受けてましたw)。記者さんにお話をしたのは、コミュニティはデカいほうがいいと思うよ、ということです。開発者以外にリーチする必要は無い、というのも重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、開発者を初めとする開発プロジェクトのストックホルダーステークホルダおよびその潜在候補者に対してリーチを広げていったほうが有利ではないかという点で議論いただければ助かります。一方で雑誌ではうまく構成いただいていて、多いのが絶対と思わない方もいますよ〜、という点もしゃべってました。1時間以上とりとめなく話したものから良く書いていただきました。私の考えとして責任持てる表現です。こちらもご意見聞いてみたいところです。