-本

なかなか文章を書くのはつらい。コードのほうが多くを語れると思うところで、川を渡ってしまったかともおもふ。今、とにかくこれは書かねばと思ってるのが、InjectionResolverメカニズムのところ。これを明らかにしておくと、各方面幸せになるらしい様子を聞いてます。
HTMLテンプレート中のタグを見て、なにもしなくてもStrutsアプリケーションに仕立てたりする、「formをみたらhtml:formと思え」という機能をつくるとしたら、たぶんInjectionResolverです。作ってファクトリ設定にクラス名を1行書いてあげればいい。ほか、すでにサンプルでは作ってもらってますが、Seasar等のドメインモデルを握ってるところのネゴはAttributeScopeというのをちょっと作って、やはりファクトリ設定にクラス名を1行書きます。そのほかはTemplateProcessorを別にすると、スクリプトエンジンとか、テンプレートパーサとかの大物になりますが、これらも差しかえることは可能で、たとえばRhinoをOGNLやBeanUtilsなどに代えたり、.mayaaファイルをJavaソースにしてXMLを無くすことも理論的には可能です。ただ、いろいろ可能性を考えても、どうもダサいアイディアしか思いつかないので、今の形がひとつの完成形にちかいんじゃないかなと思います。ま、そんなこんなで本を書く、と。