-mayaID

XPathを検討しても、今のIDでインジェクションする仕組みはなくなりません。それとは別にmayaPathを作るかどうかです。mayaID="message"を廃止して、mayaPath="@id='message'"と書くのは冗長ですから、そのようにはしません。しかし、内部構造としてXPathに統一してエンジンを動かす可能性はあります。
APIでのいじりどころは、Specification#iterateNode()の引数。今はStringでIDを、QNameでノード名を受けるようになってますが、Specification#iterateNode(NodeQuery, boolean)みたいにして、NodeQueryの実装としてidの文字列一致やQNameの一致、XPathのマッチなどなどとアダプタ実装のほうに委譲するようにしておくと、今後の余地を残すかなと。他には関連して、SpecificationNodeのiterateAttribute()でテンプレートの属性もきっちり取るようにすることを考えてます。
あとは堅牢性・スケーラビリティ・パフォーマンスチューニング。そういった地道な作業がコアでは続くことになるでしょう。StandardではJSTLのネイティブ実装の網羅を残しています。この前のMayaContext廃止でPageContextにするというのはパフォーマンス上の施策でしたが、結果としてコードもすっきりしました。そういう変更は、MayaContextほど大きなものでなければ、もう少しあるかもしれませんが、今のところ予定しているものはありません。