-XWorkとのOGNL

MayaはOGNL3.0を利用しています。XWorkはOGNL2.6。2.6と3.0では式の言語仕様はいっしょですが、実装はまったく別物になってます。で、これがMayaとXWorkを組み合わせたときに問題になるかというと、そうはならないはずであると思います。
Mayaで式エンジンが動くのは、テンプレートの切り替え等で内部的に利用しているほかは、「${}」で囲ったもののレンダリング時のみです。WebWork/XWorkにおいてOGNL式はJSPカスタムタグの属性に「クォート」で囲ったものが、JSPカスタムタグ経由でXWorkにて式エンジン実行を行っていると理解してます。WebWork/XWorkをMayaとインテグレートする場合には、Mayaの式エンジンを利用しないわけです。よって問題ないと思っています。同様に、JSF1.1も「#{}」でかこってJSFのApplicationのほうで解釈しますので問題なし。
問題はJSR252です。こちらはレンダリング側の式エンジン(Unified EL)で式コンパイルしたオブジェクトをそのままJSF側に渡す仕様になるらしいので、OGNLそのままはダメ。ということで、Mayaではひとつ細工をする用意をしてます。。。が、JSR245が出てからね。MLでWebWorkのパトリックさんも発言しているけど、スペックリーダーが話を聞かないから(のように思える)。次にパブリックレビューが出てからでいいやと。