-パラメータバインディング

インジェクションされたJSPカスタムタグへパラメータを渡す方法は、Maya設定XMLのbindingエレメントにて行います。bindingエレメントはtagエレメントの子エレメントです。
<binding name="value" value="#{ helloModel.greeting }"/>
Hello Mayaサンプルで例示しているc:outは、valueパラメータに渡された値を出力するJSPカスタムタグです。bindingエレメントではname属性とvalue属性があり、name属性にパラメータ名を指定し、value属性にパラメータ設定値を記述します。サンプルでは、bindingエレメントのname属性にc:outの「value」パラメータが指定され、bindingエレメントのvalue属性に「#{ helloModel .greeting }」という値が記述されています。ここでカスタムタグのパラメータであるvalueと、bindingエレメントの属性であるvalueが同じ名前で現れていることに注意ください。両者は別のものです。bindingエレメントのvalue属性値には式言語を記述することができます。式言語の詳細については後に説明します。
HTMLテンプレートにバインディング設定を埋め込む場合は、インジェクションホストタグの属性としてバインディング設定を記述します([list.5] hello2.html)。
<span inject="c:out" value="#{ helloModel.greeting }">
カスタムタグのパラメータ名をそのまま属性名として、記述します。こちらのほうが直感的かもしれません。