-私的イメージ(13)-まとめ

まず小まとめすると、要はTapestryが良くできてるのです。しかし、Tapestryが守備範囲をひろげて難解なビューモデル層を強制するのだけがいただけない。このほかのプレゼンテーション層フレームワークWEBデザイナーJavaプログラマーの平行作業を妨げます。また、Tapestryの弱点はコンポーネントモデルが独自なことです。プレビュー可能なHTMLがそのままコンポーネントになるというすばらしい技術ですが、独自仕様なためにTapestryユーザーしかコンポーネントを作りません。
そこでナナシナー。Tapestryの表層部分のGOODアーキテクチャだけを取り出し、コンポーネントモデルはこの世界ではこれ以上の数の実装が無いだろうと思われるJSPタグライブラリ。ナナシナーはあとは何もしません。ドメイン層とのつなぎとかはまったく手当てしてません。
ナナシナー&JSFの場合、ドメイン層とのつなぎはHTMLテンプレート中にインジェクトされたJSFタグを通し、JSFコンポーネントツリーが構築され、JSFがつなぎます。ナナシナー&Strutsの場合、ドメイン層とのつなぎはHTMLテンプレート中にインジェクトされたStrutsタグを通し、Strutsがやります。