-S01: S2を車にたとえると...

最近のJava開発コミュニティでは、軽量コンテナ(Light-weight Container)によるソリューションが花盛りです。ここで私の推すSeasar2もその盛り上がっている軽量コンテナのひとつなのですが、Seasar2のほか、JBossAOPやPicoContainer、本家(?)Spring FrameworkにHiveMindと有名多彩なコンテナ群は、実はどれも新しくしかも急速(ここ半年ぐらい)一気に開花したために、それぞれの成熟もこれからの状態なのです。この軽量コンテナというもののゴールはどちらの方向にあるのか、これもまた成熟した概念として見定められてなく、もちろん大規模の開発やヘビーな運用の禊も受けていません。そんな中、なぜ軽量コンテナが流行っているのか、はたまたコンテナ群中での比較優位論をいくら並べても空々しいのが現実だと思いました。そこで、技術自体の説明やコンテナ群の比較検討は面倒なものとして他に譲って、まずはSeasar2単体で出会ったときにステキな理由をライトでポップに説明していきます。その結果、軽量コンテナを取り巻く技術概念の説明の一部にはなりますし、コンテナ比較優位論の種ともなりえるでしょう。ではでは〜。。。


さてSeasar2 について、いろいろ卑近な例を考えてみたところひとつのたとえが思いつきました。それは、自動車です。アプリケーション開発を車の運転にたとえます。そうすると、新Seasar2カーのステキなところは、

  • 雪降って普通のタイヤじゃすべるとき、家の裏庭においてある昔の車のスタッドレスタイヤを拾ってきてつけてもきちんと走れちゃう。ラジカセを持ってきてつけると、カラオケBOXにもなる?
  • すぐエンジンがかかり、いつでも暖気運転ができているので、寒い朝でもゼロヨンロケットスタートができる。
  • 実は助手席に運転教官が座ってるので、ぶつかりそうなところや眠い時は自分で運転しているようでいて、横の教官がブレーキ踏んでたりすることもある。安心。
  • はじめからシートやカーナビなどの、やっぱり贅沢したいねってところに結構いい物が標準仕様で使われている。

ということかなと思います。それぞれPOJO、Type2/3/4、AOPSeasarコンポーネント、だったりするのですが、続きはまた今度。
注:進めるにつれて卑近例に矛盾が生じてきても、BLOGは過去にわたって直せますので、とりあえず気楽に自動車で無理押し進めます。