-Seasar2 EA3リリース

もうすでにアナウンスのリレーが始まっていますので、みなさんダウンロードされたと思いますが、EA3リリースです。Type2/3/4ハイブリッドと言っていた柔軟なコンポーネント初期化機構の完成形バージョンで、IoCコンテナ部分については今後大きく変わることは無いとひがさんは言われています。私もEA2からここまで大量にリクエストしてきましたので思いつくところもう無いかと思ってます。
新たに、org.seasar.extention.** というパッケージ群の一部がリリースに含まれています。EA3では第一弾としてAspect化(対応)されたJTAが搭載されています。前の飲み会で聞いたところ、今後、コネクションプール、DAO、RMIなどなどといったところをSeasar1の資産の再構成+新造で機能追加していくことになるそうです。AOP機構がビルトインされたIoCコンテナの利点を生かし、様々な機能がPOJOや追加的なAdviceの積み重ねで実現されていくことでしょう。
EA3を見て一番意外におもったのは、ログ機能がこのEA3ではじめて搭載されたことです。そういえば、EA2まではトレース機能のみで、ログ機能なかったでしたかね。このログ機能、EA3では他のコンポーネントに組み込みで使われているのみで(単なる時期の問題でしょうけど)AOPの教科書ならまずやるだろうAdviceの実装はまだなしです。