-僕と彼女と彼女の生きる道

毎週火曜日の10時からはフジTV系で放映される「僕と彼女と彼女の生きる道」を見ています。クールごとに1本ぐらいはなんとなく見つづける連続ドラマがあるのだけど、今回は今までだったら見なかったドラマだと思います。父親と娘の関係構築に、第三の女性が関わってくる(だろう)というストーリなのですが、まずはじめの父-娘というところに今までは陳腐なものや過剰な演出を予想して、登場人物のディテールに目を向ける前にチャンネルを変えてしまってました。しかし、自分に娘が生まれ1年経つとやっぱりそれは変わるのです。出演俳優の誰のファンで無くても見続けて、回を追うごとに見事に関係が構築される父-娘の表情に安堵するのです。さらに先週あたりから父-父-娘の関係が育ちはじめ、もろもろ翻って自分の胸に刺さるものもあります。俳優陣や製作がいっしょであるシリーズ前作(?)は若くしてガン宣告された教師のラスト1年を描いたものでしたが、このドラマも毎週楽しみに見ていました。両方ともに脚本でクレジットしている橋部敦子女史の表現力なのかと思いつつ、今クールでたまに見ている、フジ月9の「PRIDE」とNHK日8の「新撰組」を思うと、SMAP好きなのかもしれませんね(いや、やはりそれはないな)。