Material-uiがreact-tap-event-pluginを廃止してた

リリースノートを見るとすでに二週間近く前のことですが、Material-UIが0.19.0をリリースし、長年引っ張っていたreact-tap-event-pluginを廃止していました。onTouchTapと各所にあったものがonClickに置き換わっています。後方互換のためかonTouchTapのままでも動きますが、DOM-APIボキャブラリにあるonClickに変えた方が無難そう。調べるとEnzymeにこのonTouchTapが発火しない問題が最近まであったらしい。私も早速、react-tap-event-pluginをアンインストールしてonClickにマイグレーション

昨日の例ではenzyme.setup.jsからreact-tap-event-pluginを削って、NavigationComponent.jsxのIconButtonのonTouchTapプロパティ名をonClickに書き換えます。伴って、NavigationComponentTest.jsxでは、navigation.find(‘IconButton’).simulate(‘click’); となります。

Material-UIも1.0は近いようなことをドキュメントに表示していますが、実際ものすごく成熟してきてます。ソースコードは最近だけでなく常に大規模にリファクタリングされていて読み応えありました。特に私はMaterial-UIのドキュメントサイトのソース(リポジトリルートにあるdocsディレクトリ以下)でES6の実践的なテクニックをいろいろ知りました。たくさんあるライブラリのソースコードからもいろいろ知ることができますが、アプリケーションの作り方はまた別なのに、まとまった大きさのアプリケーション一本まるごとソースってなかなか見る機会なく、しかもこれの動くものを見たければそのままドキュメントサイトを見ればいいということで、貴重だと思います。