SONY MDR-100ABN/Yを買った

長らくBeats Studio WirelessのTitaniumカラーを愛用してきましたが、急に激しい物欲が発作したのと、それを正当化する理由がいくつか出てきたので新しいヘッドホンを購入しました。選んだのはSONY MDR-100ABN/Yで、外れたら返品すればいいやと他の候補とは悩んでません。/Yは色型番でLime Yellowという色名前になります。日本での実勢価格が3万円ぐらいに下がってきていたみたいなところ、初見ではAmazonでもどこでも米国定価の$348で横並びでした。今月に日本出張の予定があるので日本で買おうかと思ってたら、翌日に偶然にも(本当に偶然。本当に驚いた)Amazonで新品$300で出てたのを見つけたので即ポチ。色は5色あるうちの2色だけが$300でしたが検討していたLime Yellowがあったので反射神経で押してました。もう一つの候補だった緑は安くなってなかったのでこちらも悩みがなくなった。プライム会員の無料2Dayお届けですぐに手元へ。Sales Taxもゼロなのでポッキリ$300。

参考:Beatsを買った時のこと

Beats by Dr. Dre を買うまで - まさたか日記

Beats Studio Wireless短評 - まさたか日記

開梱の儀

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外箱ですが、インターナショナル版。英語と中国語と韓国語が併記されています。日本語はありません。

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箱からケーブルまで統一されたLime Yellow色は、やや緑がかかった綺麗な中間色。色としては優しい色なんですが、黒とか銀とか白とかが多いヘッドホンとしてはかなり派手ですね。今月で44歳になる地味なおっさんですから、ヘッドホンぐらい派手にして気分盛り上げようと思います。

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左ハウジングにはかぶって前方から、マイク・有線ケーブル接続・ミニUSB接続・電源ボタン・電源インジケータ・ノイズキャンセラ(NC)ボタン・NCインジケータと並びます。

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右は前方からマイク・音量-・+、戻り・再生/停止/電話応答・送り。再生ボタンはスライドと押し込みの両方で使い分けるようになっています。左右両方にマイクがあるのは驚いた。Beatsは片方。

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横からアーチ部に見えるエンボスSONYロゴは左右とも同じ箇所に刻まれています。頭頂部近くに「Wireless」と黒銀で印字されていますがこれは右だけ。手に持ってるのは愛用中のLAMY万年筆ですが、2015年限定色のネオンライムとお揃いになりました。

箱といい本体といい、まんまBeatsの雰囲気ですが、後発なのにパクリきれてない。SONYのデザイン力についてBeatsのそれよりは少々落ちると断じていいんじゃないかな。少々ですけど。

短評

www.youtube.com

このYouTube動画を見て欲しくなったのですが、この動画の冒頭で電車の騒音を消しているところの効果のほどはほとんど嘘じゃないです。このぐらい騒音消して静かにしてくれます。

使ってみての短評について、他に持ってないので比較対象がBeats Studio Wirelessしかありませんが以下の通りです。

  • Beatsよりややこちらの方が軽い。頭頂や耳周辺の圧迫感は同等ぐらい。
  • 音はこちらの方が高音も低音も断然いいと思います。Beatsは無線接続時の音が悪いように思うので普段は有線接続で使ってましたが、こちらは無線で十分以上に音質いいと満足してるのでずっと無線で使ってます。
  • ノイズキャンセラーはBeatsはもともと弱め機能で、本格的なこちらに当然の軍配あげ。無音時にうっすらとホワイトノイズが残りますがBeatsの比でなくとても静かです。エアコンや外の騒音など全てカット。しかし人の声だけは通ります。どうやら製品としてそういう調整がされているらしい。
  • 操作はBeatsがハウジング全体がボタンになってるというオシャレ設計のため、再生の送りや戻しの時にダブル・トリプルの押し込みが必要なのですが、こちらはスライドなので間違いなく便利。たくさんボタンがあるためオシャレ度は落ちますけど、あまり見えるところじゃないし関係ないかな?
  • バッテリー持ちは多分、こちらの方が長そう。届いてからまともに充電しないまま、使用三日目になります。毎日6時間以上ぐらいは使ってるんじゃないかな?朝からオフィスで作業しながら5時間音楽聴いてて、夕方になると日本とのビデオ会議で1時間以上。
  • バッテリー残量を調べる術がこちらにはない?説明書にも書いてない。Beatsはボタンを軽く押すと5つのLEDインジケータがグラデーション点灯してうまいこと残量表示してくれ、エフェクトが素敵だし便利だった。
  • 試しに充電のミニUSBケーブル繋いだら、電源落ちて使えなくなった。Beatsは充電しながら使えたのでこれはSONYの残念な点。
  • どちらも有線接続するとハウジングの操作ボタン類が効かなくなる。Beatsはその代りにケーブルにボタンが付いているけどSONYはボタンなし。ちょっとだけSONY残念な点。でも無線でしか使わないからどうでもいいかな。
  • 有線接続すると、Beatsは電源が自動で入ります。この時バッテリー残量ゼロだと音が聞こえない。でもこちらは電源OFFで有線接続しても音も聞こえるしマイクも使える!これは地味だけど大加点ポイントだなあ。有線接続では電源オンとオフどちらも可能で、オンにするとノイズキャンセラーを有効にすることができます。

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さて、左右ハウジングの上部に穴(写真では黒く見えるところ)がアームに隠れて開いてます。ここから音が漏れる。ノイズキャンセラが強く効くので再生音量を小さくすればいいとクチコミサイトにはありますが、比較論としてBeatsの方が音漏れしない。まあ、私には日本で暮らしてた時のように通勤電車で聴くとかの人混みシチュエイションが全くないので問題ではないんですけど。

総合的に、Beatsより満足。買ってよかった。毎日ビデオ会議があるからマイク付きのヘッドホンは必需品なのです。そして毎日使うところに気に入ったものが手に入ったので、癒された。7/20米国発、7/21〜8/4に日本滞在ですが往復の飛行機での機内静音ぶりが今から楽しみ。