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はじめよう!要件定義

このエントリはまさしく4/1に書きたかった。しかし今は米国に住んでるので時差がありちゃんと4/1に書くにはちゃんとしないと。日本時間の4/1かつ米国西海岸時間でも4/1。具体的には日本の4/1午後4時から4/2午前0時の間、こちらでは4/1午前0時から午前8時の8時間です。しかし私も平日きちんと働いている人なのでまあちょっと夜更かしぐらいでフライングして書き進めながら、公開を該当時間帯にしています。

さてこのエントリは「はじめよう!要件定義」という佳作の書評です。この本との出会いはそもそもFacebookに書き込みを行ったことから始まりました。釣られて古くからの友人である宮原さんもクマーってなってます。

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要約すると、クレってことです。しかも二冊クレクレって。

解説すると私はこの佳作を上梓された著者の方とは学生時代にニフティのFJBUILDRというフォーラムを作ったときからの遠距離付き合いで、その後に2000年には何を間違ったか某トレイダーズ証券の立ち上げに発注元と業者(業者が私)の付き合いをしつつ、気がついたら一瞬だけ身内になり、しかも些細な誤解から憎しみあうような関係にもなるという。その後二度と顔を合わせなくともおかしくないところ何をキッカケだったか忘れましたが、逆に私が発注して佳作著者の方が業者となり、いまやOSS界のオーパースとして金字塔を掲げるApache Cocoon2縛りでアプリを作ってもらったことがありました。著者の方はよほど本を書くことが好きなようで、その時の経験からCocoon2の入門本を上梓されていたのですが当然売れるわけもなく、そのことでも危なく再度こじれかけたありさまでした...(長くなるので約12年分の歴史を省略)...しかし基本的にこの著者の方というのは天才なのです。日本に帰る予定も定かで無い状況のうちに、シグナルを送って一晩はサシ飲みを企画するぐらいの価値はあると思っています。もちろん天才著者の方にも私に価値ないしカネがあると思っていただけないと貴重なお時間はいただけないので、自分の意識も常々高める必要があり、身を引き締める効果も期待できます。

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私はこの佳作の貴重たる要因は、ソフトウェア開発に最も必要かつ最もクリエイティブな部分について、約2,000円の書籍でまとめあげたことだと思います。換算するとだいたい$18で、サンマテオあたりではカジュアルレストランで昼飯にコーヒー付けてチップはらったぐらいになります。価格のみではなく、読むのに昼休みの数十分で読了できるようにシンプル化していることも重要です。まさに教祖たる著者のありがたい言葉として、「本はその価格+時間x自分の時給がコスト」と聞いてます。内容が同じぐらいなら、読むのに時間が掛かる本より短時間で読める本の方が断然価値が高いということなのです。教祖は厳密な計算の上で「この程度の内容でかまいません」「ここでは最低限...」「...としておけばいいのです」と説明スコープにあわせて大胆に省略して書籍価格(印刷書籍の値段の少なからずの部分を紙代と印刷製本代が占めます)と読む時間のコントロールをしています。そして各省略部はそれぞれ書籍数冊になるような内容もあるのに、短いけど丁寧な数行で的確なサマリー(サマリーというのも当該名著では重要概念です)を漏らさず提供してくれています。

この「はじめよう!要件定義」はまさにソフトウェア開発に関わる人達すべてに読んでいただきたいというだけでなく、組織ないし業務ないし新家庭を築くないし子育てであってさえも、新しいコトをこれから行う、全ての場面で「望まなければ叶わない。いや、望めばまさに叶う」という前向きな意識を持って読んでおいていただきたい。断じて私がこの神著者の信者だから言うのではありません。いや、信者でもありませんでした。実際にこの者の俗世の側面は最低に不器用だと思ってるぐらいです。しかし真理は常に真理で、良いものはほとんどの場合に良いものなのです。著者様はこの執筆において本当に仏として悟られました。

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私はこれから、この素晴らしい著者とされる人へ私自身のシステム要件定義を発注するという、究極なマウンティング行為を行います。いわば重力への挑戦です。時間を超えるために重力を曲げるのです。挑戦的に要求するレベルは否応に高くなりますが、巨匠:羽生章洋はやすやすと期待に答えてくれるでしょう。なぜなら既に私が「はじめよう!要件定義」を読了しているからです。パラドックスではなくこの優秀作の最大の価値はまさにそこにあります。

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はじめよう!  要件定義 ~ビギナーからベテランまで

はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで

末筆にて何よりも主張したいのは、私は約束を守る男です。ひな祭りの約束をエイプリルフールの今日を狙って果たしました。