家の賃借契約書

家の契約書は、正直こんなんでいいのかなというぐらい手軽な形式になっています。6/3付の契約書ですが実際に結んだのは6/4。

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よく使われるひな形があるのですね。これはCalifornia Residential Lease Agreementとありますが、これがCalifornia公式なのではなく唯一でもないみたいです。およそ条文も世に流通しているものでまとめられているところに、地域特性や物件特性が反映したものを用意している様子。写真のとおりにブランク箇所に手書きで埋めます。今回はノリで対面にて契約書の取り交わしをしましたが、好奇心なければEメールでPDF送付して、手元印刷で手書きを加え、再度スキャンしてPDFにしてEメール返信、という手順にて契約結ぶことも多いらしい。契約は一年契約です。Landload(大家さん)のご好意?でキャンセルポリシーが二ヶ月前告知+一ヶ月分家賃という条件と、家賃の振込遅れは二度まで不問としますよって、手書き書き足ししてくれました。外国人だしそのほうがいいでしょ?ということです。ありがたいことです。

この契約書に超重要なポイントがあります。それはTenantと後述される欄に借り手たる自分の名前を書くのですが、世帯主だけでなく妻や子供達の名前も書くこと。この賃借契約書に書いてある子供の名前を根拠に、地域の学校にいれてもらう。学校の良し悪しによって住む場所を探すぐらいの風潮ですから、住所をごまかして評価の高い学校に通わせようという親も多いのです。学校の事務室にいくとその辺の禁止事項がポスターになって貼ってあるぐらいです。欄が足りずに欄外に下の娘がはみ出して矢印参照されていますけど、この記述を得るのがとにかく大事。

今日のポイント:賃借契約書Tenant欄の子供の名前が、学校に通わせる必須アイテム

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末尾にちょっとぶっそうな内容のおまけがついてました。LEAD-BASED PAINTとあるのは鉛が入ったペンキのことです。1978年以前の建物には鉛が建築材料として用いられていることが多くあり、この物件もそうであるということ。別途に調べると(この調べ方も後日に書きますね)物件は1946年築ということが分かるので1978年どころではないのですが、リノベーションを繰り返している結果、古さがあまり気にならないのでOK。それよりも中学校に徒歩3分&小学校に徒歩5分の立地が我が家には重要です。

最後に10倍超える申し込みの中でなぜにウチを選んだのかを聞くと、あなたがNiceだからって!そっかー俺ってNiceか。普段から物腰柔らかく生きることを心がけていてよかった!まあ、実際のところ日本人は家をキレイに使うと思われていること(家の中で外履きを脱ぐ風習があることもプラス)と、駐在外国人で会社から家賃補助が出ているってことが決め手みたい。Bay Areaでの家争奪戦、激しいけど日本人駐在ってだけで少々は有利なんですね。