-NDA回避

http://jp.techcrunch.com/archives/20081001apple-drops-iphone-developer-nda-on-released-software/
iPhone SDKに付帯していたNDAが近日に撤廃されるという。障害がなくなって教育や出版やBlogなど様々な活動がされることでしょう。一方で私は社内で「NDA汚染」と揶揄していた可能性がなくなっちゃった。
iPhone SDKNDAは不特定多数でSDKについて情報交換することはNGであっても、同一プロジェクト内なら知見をひろめてもOKなのです。ということで教育コンテンツ(いわゆるコースウェア)&iPhone開発経験値をあらかじめ保有した上で、「Appleの定めるNDAの制約があるために、弊社の保有するSDKに関わる教育コンテンツや、蓄積した開発ノウハウを気軽にお届けできません。でも、御社のプロジェクトメンバーに入れてくれればプロジェクト内の開発活動の一環として、御社要員に対する教育であっても、コンサルティングでもできますよ」と言えたのでした(実際に言ってた)。でも、NDAが解除されると言えない。GPLと商用のデュアルライセンスによるビジネスモデルとになぞらえて、NDA対策としてプロジェクトインサイダーにしてちょうだい、というiPhoneのコースウェアをコンサル&受託開発のセールスキットとして位置づける戦術なのです。
でも、コースウェアをR&D開発して、普通に教育ビジネスをやるのも普通にアリなんですけどね。ということでこれからiPhone教育チームはコースウェアの内容についてガチ勝負で勝ってもらいましょう。。。いやあ、このNDA汚染理論を思いついた時には、おれって結構かしこい!と思ってたんだけどなw。はじめる前におわっちゃったよ。NDAが撤廃されちゃかなわない。