-問題は才能ではなく、性格

http://d.hatena.ne.jp/masataka_k/20061225
この件、「バカ対策フレームワーク」というところがキャッチーだったのかコメント、トラックバック、直メールなど反響いただきました。さて、ちょっと意に反して気になる点をひとつだけ。
バカ対策フレームワークを、才能に欠ける人がつくっててひどい!(バカがバカ対策する。。。)というような論旨に展開している場合があるのですが、私はこれはどうでもいいことだと思っています。実は才能にあふれる人が作ってる場合のほうが大変な問題だと思っているのです。このへん、賛否あるとは思いますが。。。

利用者をバカにしている態度に未来はない、と思う。

自己引用ですが、最後のコレが言いたかったことのひとつ(これだけではないです)で、ほとほと傲慢なんですよ(誰がw?)。才能が欠けてるのであればフレームワークの品質も良くはないでしょうから、中長期の中で淘汰される機会も多くあると思います。しかしなまじ品質がよいこの手のフレームワークは、一種の呪いのような救われないモノとなってしまう傾向があるのを見てきました。
百歩譲って設計者の才能がそこそこでも、プロジェクトやチームの未来を考えて施策しているフレームワークは良いフレームワークです。最悪なのはA)プログラムの才能があり、B)他人をバカにする傲慢な性格、C)周囲との「現時点での」能力差から社内影響力が高い、そんな人々の作る、E)プロジェクト参加者の「今日」だけを考えた、フレームワークです。発見したら、できるだけ逃げてください。特にBがイカン。
でだ。プロジェクトやチームの未来を考えて施策するとなると、実はフレームワーク以上に施策すべきところがあるんじゃないですか?というのが、ずっと考察しているテーマです。まだ模索していますが裏づけ作りながら世に出していきたいと思ってます。新年のテーマです。まずは今日のドン引きにて。


追記:
あと、バカ「専用」って。。。「対策」ね。しかし本当に専用だったらどうでしょう。もしそれでOKだと思ってるのならば、あなたも傲慢な性格なのかもしれません。可能性ゼロではないと思います。