-Eclipseプラグイン開発

Eclipseプラグイン開発」という本が出てますが、例の「Contributing to Eclipse」です。で、おススメなこの本の読み方は、ざっとサークル1まで流し読んで、Kijimunaの再開発計画に参加、でしょう。で、参加しながら適宜必要に応じて、サークル2やサークル3を読めばOK。サークル3では、まずIAdapterの章だけ読んどけば、最低限OK。
なぜって、Kijimunaでサークル2のほとんどと、各章の発展的話題までをやってるから。残念ながら、まともな機能のプラグインはこの本だけでは書けません。エディタ作れないし、JDTも使えない。でもこの本の価値はとてつもなく高いです。一冊まるごと大事なことしか書いてないのと、EclipseAPI特有のクセを教えてくれるので、いっぺんに読むんじゃなく、3ヶ月ぐらいずっとかばんの中にいれておくか、トイレや風呂に置いといて読むぐらいしてもいい。
実際Kijimuna作りながら何度も読んだんで、一般的ではないかもしれないけど、まちがってないと思います。BLOGに前に書いたけど、今年のGWはスキー場でスキーしないで、温泉つかりながらずっと読んでたしね。私の「C to E」は手垢でボロボロになってます(マジです)。ということで(どういうことで?)、やっぱりKijimunaコミッタするしか!
ちなみに、副題でだまされてはいけません。この本はテスト駆動開発の本でもなければ、パターンの本でもないと思います。TestCaseのコードでEclipseAPIの使い方を教え、パターンと称してEclipseの特殊世界をひもとているだけですから。テスト駆動もパターンも、単なる道具としてしか使ってません。どう書いていいか技術的に皆目見当つかないのにテスト書けないって。MayaならJSPなりServletなりを理解していて作るからドキュメントもテストもサンプルさえも先に書けるけど、KijimunaはEclipseでどういう風に書けばいいかさっぱり分からなかったから、ビルド毎に激しくコードが変りました。1000ステップぐらいはばっさり捨てること日常茶飯事だったし。私も、今なら、Eclipseに詳しくなったから、先にテスト書ける気もするけど。。。