-テンプレート内のタグ削除機能
Mayaの特徴は、ほぼ純粋な書式のHTMLをテンプレートとするために、テンプレートをWEBブラウザより開くだけでデザインの確認が容易にできることにあります。その際、繰り返し要素はロジックとしてはテンプレート上にひとつの要素を書けばよいのですが、プレビュー時には複数さも動作しているように見せたい場合があります。その場合には、Mayaでは組み込みの機能、マジックタグインジェクションのひとつとして、テンプレートからの要素削除機能が用意されています。
- インジェクション名
- remove
- デフォルトプレフィックス
- m
- URI
- パラメータ
- なし
例は以下のとおりです。
[list.12 /maya-page/remove.html] <html xmlns:m="http://www.seasar.org/maya"> <head> <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=Shift_JIS"> </head> <body> <span m:inject="m:remove">1:デザイン確認時のみ表示<br></span> 2:デザイン確認時および実行時に表示 </body> </html>
直接テンプレートをWEBブラウザで表示させると以下のとおりです。
1:デザイン確認時のみ表示 2:デザイン確認時および実行時に表示
しかし、Mayaを実行(http://localhost:8080/maya-page/default.html)すると以下のとおりです。
2:デザイン確認時および実行時に表示
m:removeをインジェクションしたホストタグ部分のみ削除されています。