-帰宅

今日は金曜日なので飲んで帰りました。結構飲んだなあ。今日は寝ますが、この後のナナシナー関連では、JSPプリプロセッサを作るにはどうすればいいかを説明します。JSPタグの動きとそのクライアントであるコンパイルされたServletの関係性などです。これが難しいもしくは想像つかないと思われているために、このナナシナーが本当に作れるのか?と思われているんじゃないかなと想像されますので。アドバンスドJavaServer Pagesをお手持ちの方は、この1章と2章だけ読むことをお勧めします。JSPの本は何冊か読みましたが、一番正確かつ明快にメカニズムを解説していたように思います。ただ、タグライブラリを作る視点での説明であって、JSPプリプロセッサを作る視点で説明しているわけはありません。また、この本、3章以下は今日時点では価値の低い本になってしまいました。それはJSTLJSFの登場です。JSTL以前はJSPのまとまったタグライブラリが無く、ユーザーが自分の必要に応じてJSPタグを開発しなければならない時代だったのです。その時代の本なので、今ならJSTLで実現しているケースをどう実装するかのテクニックを例題としてJSPタグの可能性を紹介している内容なのです。結局、著者が関わってJSTLを作ったんじゃなかったかなと思います(すいません、本は手元になく、会社にあるので詳細は記憶頼りで怪しい)。これより新しいJSP事情は、オライリーJavaServer Pages 第2版でいくらか網羅的に解説されています。著者はオライリーJavaServer Faces完全ガイドを書いた人です。JSP本の翻訳者はDelphi本の名訳もある方なので安心して読めます。JSF本のほうは内容はいいと思うけどちょっとピントがズレているシロウト技術者がでしゃばった翻訳をしていて残念。
また、構想の最後の大きなピースはプリプロセス結果のXMLの定義です。このプリプロセス結果XMLをJAXP-SAX処理をするとJavaソースコードがジェネレーションできることを示さなければ、今日のテンプレートコンポーネントの実現性および式言語をOGNL式やEL式、もしかするとRubyなどのLightweight Languageに差し替え可能かもしれないという昨晩遅くの考えをご理解いただけないと思うからです。