2004-11-19から1日間の記事一覧

-バインディング情報をHTMLテンプレートへ埋め込む

HTMLテンプレートにMaya設定XMLに定義したバインディング情報を埋め込んで、HTMLテンプレートだけでサービスすることも可能です。[list.5]はそのサンプルですが、バインディング情報を埋め込んでも、HTMLを直接WEBブラウザでプレビューすることも可能です。…

-タグインジェクション

MayaがJSPカスタムタグをHTMLテンプレートに組み込む動作を、DIコンテナ(Dependency Injection Container)に習い、「インジェクション」と呼ぶことにします。Hello MayaサンプルではMaya設定XML([list.3] hello.maya)中の以下の部分でインジェクションの…

-パラメータバインディング

インジェクションされたJSPカスタムタグへパラメータを渡す方法は、Maya設定XMLのbindingエレメントにて行います。bindingエレメントはtagエレメントの子エレメントです。 <binding name="value" value="#{ helloModel.greeting }"/> Hello Mayaサンプルで例示しているc:outは、valueパラメータに渡された値を出力する</binding>…

-設定の重複

HTMLテンプレートの属性値とMaya設定XMLに定義されたインジェクションおよびバインディング設定が重複したときには、厳密に優先順位が定められています。Maya設定XMLが存在する場合には、HTMLテンプレートの設定より優先されます。設定XML中で重複する場合に…

-タグライブラリの宣言

インジェクションするカスタムタグは、その所属するJSPタグライブラリをあらかじめ宣言していなければいけません。JSPタグライブラリの宣言は、Maya設定XML中にtaglibエレメントを記述することで行われます([list.3] hello.maya)。 <taglib prefix="c" url="http://java.sun.com/jstl/core"/> taglibエレメントは、p</taglib>…

-モデル生成・保持・取得

パラメータバインディング設定は、JSPカスタムタグのパラメータに、背後のモデル層のデータを結び付ける設定です。Mayaが想定する使われ方は、StrutsやJSFのフロントエンドとしてMayaを置くことです。しかし、結果としてJSP処理エンジンの代替物に位置づけら…

-定義済みモデル

JSPの仕様にあらかじめ定義および生成済みのモデルを持っているように、Mayaも定義済みモデルを持ちます。 applicationScope applicationライフサイクルのモデル。java.util.Map sessionScope sessionライフサイクルのモデル。java.util.Map requestScope re…

-テンプレートへのロジック記述

MayaではHTMLテンプレートにロジックを記述するのは、式言語の範囲でしか書けません。JSPでは、<%=***>でフルにJavaが書けますが、テンプレート中には基本的にバインディング設定を書くのみです。たとえば#{comp.prop1 + comp.rop2}のように四則演算もできま…

-そろそろ

そろそろお時間でしょうか。まだ途中ですが金曜日なので飲みの時間です(笑。今回のドキュメントでは以下がかけませんでした。からさわぎ後に、Kijimunaのメンテナンスリリースをやって後、書きます。 ■ テンプレートのエンコーディング指定 ■ テンプレート…

-Mayaドキュメント初稿

http://package.gluegent.com/~kurihara/maya/MayaDoc20041119.zip にMayaドキュメントの初稿をアップロードしました。ということで、明日お会いしましょう。

-仕様のゆくえ

ひがさんのBLOGより、「最初からあまりでかくすべきではないと思う」とのコメント。基本全部同感です。タイムスケジュールもひがさんと私でいけるスピードでしょう。ただ一方で、仕様を楽しくしているには理由があります。明日のキーノートの最後にその事情…